2024年7月20日土曜日

【月詠】「塔」2024年7月号


「塔」の7月号が届きました。

今月は作品2 なみの亜子選歌欄におります。


ベランダに出ていく君とすれちがう1DKにも交通はある

ん? ってする顔が以前と変わらない僕の言葉の伝わらなさも

いつだって集大成のように来る春が苦手で素っ気なくする

三月にひたした足を抜く、そっと、忘れるものは用意されてる

ヘヴンリー・マーケットにはつやつやとその日限りの明日が並ぶ

びっしりとボディーにさくら貼り付けてぽつんと待っているレンタカー

手をはなす そういう送り方でしか君に出せない、そういう手紙



今号は「七十周年記念評論賞」の掲載号でもあります。読むのが楽しみです。

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