今号では三井修さんの選歌欄に載せていただいております。
海ごとに砂浜があり宿があり東京からの乗り換えがある
貝殻を耳にあてたるごと妻は友となにやら電話しており
週末のやることリストに誤字ありと魔法解きたる妻のまなざし
持ってゆく二人に起きしことすべて二人が起こししことのすべても
どちらかが港に残ることになる風にふくらむ紙テープ持ち「塔」2024.10月号
選歌欄評では、𠮷澤ゆう子さんによる「八月号 真中朋久選歌欄評」にて、一首引いていただきました。
ヒトの形に折られた僕を展きよく飛ぶヒコーキに折り直す
〈新しい自分を創造する厳粛な儀式の時間のようにも思えてくる〉と評していただき嬉しい限りです。
また、今号では「十代・二十代歌人特集」と題し、塔の十代・二十代の会員の方の特集が組まれています。7首とエッセイが34名分とたっぷり。
それに合わせて、同じく塔の丸山萌さんの呼びかけにより「塔短歌会 十代・二十代以外歌人特集」のネプリも発行されております。杜崎は塔に入る前の歌から選んで載せてもらっています。こちらも合わせてぜひよろしくお願いします。