10月21日、仕事の帰りに友達と待ち合わせて飲みに行く。もうかれこれ14年の仲。彼が結婚してからは、毎年結婚記念日に家族写真を撮っている。今日は当日に向けての「よろしく」と最近大阪に行ってネットラジオの王に会ってきた時の話。やりたいこと、実現したいことに向けて、手掛かりのような、まず第一の目標を得たようで、言葉が弾んでいた。
10月22日、担々麺屋Sへ。いつも正油ラーメンしか頼まないけど、たまには坦々麺でもと思って頼んだら、あぁ、やっぱり美味しかった。帰りにジャイアントコーンのチョコを買って食べながら帰った。
10月23日、会社まで、いつもとは違う道で行ってみる。普段なら左へ曲がるところをまっすぐに。月末に会社の引っ越しが迫っている中、それでも新しい良い道を見つけて嬉しく思った。
10月24日、金原ひとみのインタビューを読む。そういえば、作品はデビュー作の『蛇にピアス』しか読んでいなかった。芥川賞を取った時、多分2004年くらいだったけれど、高校生だった僕も本を買って読んだ。「スプリットタンって知ってる?」という台詞がいまだに印象に残っている。
10月25日、角川「短歌」発売日。応募していた角川短歌賞の発表号。受賞者はすでに発表されていたので、選考に残っているかどうかを期待して開いたが、自分の名前はなかった。
ただ、何人か歌友の名前があり、それが救いのように嬉しかった。自分もまだ頑張らないと、続けていかないと、と奮い立たせてもらった。
受賞作である平井俊「光を仕舞う」は、歌人が誕生する瞬間に立ち会うような、そんな作品だった。絵筆を擱き、ペンに持ち替えて、生きていく場所、進むべき道を自らで選び取るその瞬間。また様々な人と読んで深めていきたい作品と思った。
仕事へ行く道は、また違うルートを。
ぬるい雨降りの朝だった。
悔しくて夕方からメガハイボール飲んだ。
「ちくしょ、受賞作も次席も候補作もいいなぁ、」と、いつもの担々麺屋Sで。
10月27日、翌日歌会。これまでで最も参加人数が多かった。準備と司会進行は大変だったけど充実していた。これで12回目。2023年12月に初めて開催してから、月に1回、1年分をやりきることができた。参加してくださった一人ひとりに心から感謝を。
まだまだこれからも続けていく。
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