2024年12月31日火曜日

【日記35】ハーモニー〜準備をなんとなく頭の中だけで



9月22日、夕方から義理の両親が遊びにくる。前日に徳島から帰ったばかりだったので、ついつい徳島のことばかり話してしまう。
家でお茶を飲んだあと、焼き鳥屋Sへ向かう。その直前に徳島土産が届いたので、鳴門わかめをプレゼント。ここはお義父さんのお気に入り。そのあと全員でカラオケへ。お義父さんと「夏の終わりのハーモニー」を一緒に歌った。

9月23日、カレンダーアプリに「短歌をすっごいしっかりやる日」と入れてある。歌壇賞への応募作を午前中にひたすら詰める。昼は徳島ラーメンを作る。「中華そば いのたに」で見たように白飯と漬物も添えて。
夕方にノンアルビールを持ってぶらぶらと近所の公園へ。讃岐うどん風味棒をかじりながら、まだまだ暮れるまでに時間のかかる9月の終わりを歩いた。

9月24日、お店の棚卸し。会社の中で一番規模の大きい店舗のため、朝から夜までかかってやっと終わった。

9月25日、仕事の知り合いと飲みに行く。浅草橋で散々飲んで喋って、〆にジンギスカンも食べて、最後は駅前で立ち話が終わらなくて終電で帰る。そして、2駅乗り過ごした。2駅歩いて帰ってくるのが腹ごなしにちょうどよくて、結局家の近くでとんこつラーメンを食べてしまう。

9月28日、歌壇賞を清書。封筒に入れて、発送。験担ぎのために、徳島移住セミナーに行った時にもらった資料を入れるための袋に入れて持っていく。ちなみに「TOKUSHIMA GUARANTEE」とでっかく書いてある。数週間続いた応募作を作るストレスから解放されて、いつもの飲み屋Tへ。全然メニューにないけど鶏肉を焼いてもらう。

9月29日、翌日歌会。いつもとはちがう会場だけど、いつものメンバーでいつもと同じ雰囲気。私家版の歌集を作った参加者がいたので、その場で即売会、サイン会。僕もサインをもらい、ほくほく。そのあとは会場としてスペースを貸してもらったお店でそのままビール。参加者の1人とたくさん話した。
9月が終わろうとしている。
10月は涼しくなるんだろうか。
徳島へ行ったばかりだけど、4日後には今度は千葉の勝浦へ行く。その準備をなんとなく頭の中だけで始めている。


2024年12月18日水曜日

【月詠】「塔」2024年12月号

「塔」12月号が届きました。
月詠の歌稿も清書して先日ポストに投函し、今年も欠詠なく一年を終えることができました。
今号では、村上和子さんの選歌欄に載せていただいております。

ラグビー部OB・OG集まって部室をたたむ九月の旗日

今日の雨明日降る雨と繋がって季節が動く期待に変わる

祖母の踏み台老犬の水を置く台としてまだ台である日々

屋上を持ちたい家より車より入ってもいい屋上がほしい

会社から出た瞬間の涼しさに騙されたのち電話を君に

「塔」2024.12月号

今号には年間回顧の座談会、各地歌会の一年の振り返り、「今年の三冊」と題した会員アンケートがあり、今年の締めくくりとして誌面は賑やか。
総目次には作品2と新樹集に2つも名前を載せていただいて、今年もよく頑張りました。
来年もまた月詠に東京歌会に、頑張ってやっていきたいと思います。
今年もありがとうございました。

2024年12月14日土曜日

【月詠】「塔」2024年11月号

「塔」11月号が届きました。
だいぶ遅い更新となってしまいました。
今号では、なみの亜子さんの選歌欄に載せていただいております。

トーストを台所で立ち食いしてる誰にも見られないで詩を書く

あれ今日は涼しいなんて思う日にどこかで章は進んでるもの

右肩の下がったリュック狭い場所通り抜ける時君は前行く

優しくはなれないけれどせめて四季その移ろいのようであれたら

入院の父の靴下回してる夜の洗濯機に手をついて

あの時はどう立ち直ったんだっけ俄雨降る夏のビル街

「塔」2024.11月号

11月号の月詠をポストに投函したのは8月初旬でした。
6月末から入院していた父が、その頃に退院せざるを得ず退院して、家に帰ってきた。
さぁ、これから大変だぞ、末期の癌患者が実家にいるんだぞ、と思った酷暑の8月でした。

巻末に載っていて、いつも楽しみに全て読んでいる歌会記は9月開催分。
僕の参加している東京歌会の欄では自分の提出歌に触れていただきました。嬉しい。