2024年5月4日土曜日

【日記9】気づいたら〜髪を切った


気づいたら、日記のメモを書かなくなっていて、つられて日記も書かなくなっていた。あんなに毎週ずっと憑かれたように書いていたのに。たぶん、これまでのやり方や、そもそも自分の日記自体がここの場所に合わないのかもしれないとも思った。もう少し自由に、書き留めるだけでなくいろんな考え事を、ここでしていくべきなんだろう。noteやTwitterからここに自分で引っ越してきたのだから、ここに求められることに自分の生活(日記)を合わせていこうではないか。

4月16日、宗田理が亡くなったことをラジオで聴いた。『ぼくらの七日間戦争』を読んだ小学生だったあの日から、自分は確かに「ぼくら」の一員である。今もまだ冒険の途中である。初めて自分のお小遣いで一人で本屋に行ってどうしても欲しくて買ったのが『ぼくらのC計画』だった。訃報に触れて、感情は行き場を失い、実家に残してきたぼくらシリーズの角川文庫の背表紙がずらりと並ぶ様を思い出した。

4月26日、人と会う約束があり、池袋に行った。早くに着いたので時間まで暇をつぶす必要があったのだけど、人のいない場所が思いつかず、たまたま通りかかった東京芸術劇場に入ったら、エントランスの椅子が一個だけ空いていた。そこに座って、小一時間、スマホで面白そうな本がないか探しているうちに時間は過ぎていった。この時見つけたのが、永原康史『日本語のデザイン 文学からみる視覚文化史』だった。これはまだ買ってなくて読めてないのだけど、必ず読みたい本。

4月27日、翌日歌会は6回目。毎月続けられている。自分で開いているけれど、自分よりもきてくれる人たちが心地いいように、と考えている。まぁ、たぶん自分が一番楽しませてもらってるんだけども。笑

相変わらず、歩いている。仕事の行き帰りを利用して合計2時間ほど。たぶん、暇なんだ。「いいからとにかく歩け」と何者かにそそのかされ、促され、望まれて歩いている。そんな気がしている。とにかく起伏の激しい道を選んで、縦にも横にもジグザグに会社へ向かい、家に帰る。あまり飲みに行かなくなった。

新しく作った歌集『互いの窓に降りしきる』が島根県の松江にある「書架 青と緑」さんに到着した。これから続々と、大阪の豊中市庄内にある「犬と街灯」さん、東京の高円寺にある「そぞろ書房」さんにも届く予定です。他にもまだ予定している書店さんがあるので、準備整い次第、お知らせします。

5月3日、髪を切った。短く、夏っぽくした。母に父の分と合わせて新しい歌集を渡した。もう東京は夏だ。

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